PH④高校生の社会見学<記念艦「三笠」・日産自動車追浜工場見学>
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2024.11.14

PH④高校生の社会見学<記念艦「三笠」・日産自動車追浜工場見学>

昨日13日(水)は今年度第4回パフォーマンスアワー(PH④)でした。

高校生の社会見学グループは、横須賀で記念艦として保存されている「三笠」の見学と、日産自動車追浜工場の自動車組み立て工程工場見学に行ってきました。

午前中に見学した記念艦「三笠」は、明治35年にイギリスで建造された軍艦であり、日露戦争の日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃退した連合艦隊の旗艦でした。その後長崎の佐世保港に停泊中に機関室の爆発で沈没し軍艦としての機能は失い、大正15年に記念艦として保存されることになります。第2次大戦の敗戦もあって荒廃していましたが、昭和36年に復元されて世界三大記念艦の一つとして大切に保存されています。

記念艦として様々な資料・戦績などを紹介するだけでなく、現存する各部屋の装備品や復元された主砲・副砲をありのまま見ることができます。

三笠公園には無人島猿島にわたる船のターミナルがあり、平日にもかかわらず多くの人でにぎわっていました。

また、近くの「いちごよこすかポートマーケット」には、横須賀グルメやお土産を扱うの多くのお店が入っており、お昼は好きなものを選んでそちらで食べました。

午後は京急線で追浜駅へ移動し、日産自動車追浜工場で車の組み立て工場の見学をしました。

日産自動車追浜工場では、発電機としてのエンジンで電気を作り、モーターで駆動するe-POWERの「ノート」「ノートオーラ」と、世界初の量産型電気自動車の2世代目「リーフ」を同じレーンで生産しています。

工場内は撮影ができないため、ゲストホール内の写真をご紹介しています。

全国各地のディーラーからの注文に応じて順番に一日約400台の車両を生産しており、敷地面積は東京ドーム37個分の広さ、約3700人の人たちが働いています。

1台1台のオーダーがコンピュータで管理され、一定の高い品質の車を作ることができる仕組みが確立され、従業員さんたちにも優しい工夫が工場各所に見られました。

オーダー通りに塗装されレーンに出てきた車は、ドアが取り外され、内装・外装に必要な装備が順番に組み付けられ、再びドアや走行に必要な部品が取り付けられた後、1台1台細かい完成検査をされます。できあがった車は専用ふ頭から全国に出荷されれていきます。

その過程を垣間見ることができ、生徒たちは自動車産業の技術や発展の様子を目の当たりにしてとても良い経験になったようです。

 

前回の振り返りの中で、モノづくりを実際に体験することがとても良い経験になったということでしたので、次回は藍染の体験を取り入れた見学を予定しています。

また、次のブログでは他のコースの活動の様子・取り組みについてもご紹介いたします。

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