教育理念
PHILOSOPHY
人間の価値の尊厳
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一人ひとりを理解する
「人間は一人ひとりが異なった性格や適性、環境や経験を持っている。」
私たちはこの前提に立ち、それぞれの子どもの「過去」にとらわれず、多面的な視点で理解しようと努めます。
この学校での様々な学習や体験を通して、まず、自己についての認識を深めること。
そして、他者について受け入れていくこと。
こうした取り組みの中で、一人ひとりを尊重した指導を行っていきます。 -
真の「自由な校風」を目指す
けじめある行動と自覚の育成、お互いを尊重する集団作りが、本当の「自由」であるという共通認識で、「わがまま」「放任」との違いを明確にします。
自律的な暮らしへの適応
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一人ひとりの自立を支援する
子どもたちはここで高校卒業資格を取得することができますが、それは最低限の目標であり、大切なのは「その後」です。
一人ひとりの希望や適性・能力を良く見定めて、より丹念に、適切な進路指導を行っていくのが私たちの重要な使命です。
進学希望者や就職希望者、また卒業後もまだ「その後」を探している人に対しても、私たちはその自立を見届けていきます。 -
生きる知恵を養う
私たちの学習プログラムの中には、社会に出てから役に立つ、また、必ずわきまえていなければならない常識や教養が多く取り入れられています。
希望によって高度な学習ができる内容を備えつつも、基礎学習としてのそうした「生きる知恵」は子どもたちの適性や進路に合わせて指導していきます。
また、「IT革命」といわれる昨今の情報化の波に乗り遅れないよう、最先端の技能教育を施す環境を整備します。
公共心の育成
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いろいろな体験から
自分を見つけよう教室にずっと座っている授業はあきてしまいます。
ピア高等部では、行事や体験学習、パフォーマンスアワーなど「自然」「社会」「文化」に飛び込んでいく体験型授業を多く取り入れています。
そこには新しい発見や、人とのふれあい、自分を見つけるチャンスがあります。そして、そこからいろいろなことを感じとることが大切な勉強です。
ピア高等部での充実した3年間は、時の流れがきっと早く感じるでしょう。 -
自分のよさを
自分の自信につなげよう「学校」で大切なのは「成績」だけではありません。
運動神経がいいこと、絵を描くのが好きなこと、リーダーとして頼られること、しんぼう強くてあきらめないこと、ルールやマナーをきちんと守れること、クラスの人気者であること、どれも大切です。
この学校では、一人ひとりを見つめ、その「よさ」を大切にしています。
まず、先生と一緒に自分のいいところを探しましょう。
そして「自信を持つ」ことを学びましょう。