高野 竜介さん
高校生活で成長できたこと
継続力が身につきました
私がピア高等部で過ごした三年間で成長したことは二つあります。
一つは継続力を身につけたことです。
私はこの三年間、部活動のボウリング部に力をいれてきました。
はじめは趣味程度にやっていたボウリングですが、先輩方のボウリングへの真剣な姿勢や大会での活躍を見て、「かっこいい!自分も先輩みたいに上手くなりたい!」と思ったのが、ボウリングを本格的に始めるきっかけになりました。
それからは部活動の日の他に、週二~三回練習するようになりました。はじめはなかなか思ったように投げられず、スコアも伸び悩んでいました。
しかし、あきらめず練習を続けていると、だんだんといいスコアがでるようになってきました。
全国大会に出場
少しずつ自信もついてきて、大会にもでられるようになりしたが、会場で緊張して体が固まってしまい、自分の力をなかなか発揮できずに悔しい思いもしました。
ですから、それからは大会に慣れるようにと、たくさんの大会に出場しました。
その結果、私は二年生・三年生の時に全国大会に出場することができました。
結果をだせなかった時はボウリングをやめてしまおうと思ったこともありましたが、諦めず続けたことによって全国大会にも出場することができたので、継続は大事な事なのだと学んだのと同時に、継続する力もつけることができました。
学校で笑顔で過ごせるように!
もう一つは苦手で嫌いだった学校で、楽しく笑顔で過ごせるようになったことです。
その結果、新しいことや苦手だったことにも挑戦できるようになりました。
私は中学二年生から中学卒業時まで不登校でした。
その時は、学校が嫌で、絶対に行きたくない場所でした。
ピア高等部に入学してからも、はじめは学校が苦手なのは変わらず、なかなかクラスに馴染むことができませんでした。
しかし、一年生の時にあったオリエンテーションでクラスメイトと話す機会ができ、それから少しずつクラスにも馴染むことができ、学校が楽しくなってきました。
それからは先生のお誘いもあり、生徒会に入りました。
私は自分から案をだしたり、多くの人の前で話したりするのが苦手でしたが、生徒会の活動でイベントの企画、運営や、オープンスクールで自分の体験談を話していくうちに、少しずつ苦手意識がなくなってきました。
中学校に行けなかった私にとって、高校生活を笑顔で過ごせたり、新しいことに挑戦したり、苦手なことを克服したりできたのが、一番の変化で成長です。
そしてピア高等部を卒業した後も、ビア高等部で培った継続力、そして苦手な事や新しいことに挑戦する勇気を活かして頑張っていきたいと思います。