レベル別のPC授業
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2024.05.10
レベル別のPC授業
今年度からピア高等部では無学年でのレベル別・習熟度別授業を取り入れ、各自の力に合わせて必要な技能や能力を養うことができることを目指しています。
毎週金曜日はPCとSSTの授業を行っています。
今回のブログでは、PCの授業とピア高等部のICT活用の取り組みについてご紹介します。
PCはタイピングから文書作成・表計算・プレゼンテーションの技能をレベルに合わせて習得できることを目指しています。
まだ2回目の授業ですが、各クラス(現在3クラスで運営)でまずはローマ字入力の基本の理解度やキーボード入力の基本から取り組んでいます。
初級レベルのクラスでは、ローマ字入力の確認をしたあと、自分の住所などの入力から始め、竹取物語の冒頭部分を古文と現代語の両方で入力する課題に取り組みいました。
中級レベルのクラスでは、タイピングのスピードや正確性の向上を目指し、日本語ワープロ検定試験の過去問を使い、実際に文書作成・入力に取り組みました。クラスの中でもスピードに差はありますが、一人ひとりが黙々とPC・タブレットに向かい、問題の文章を入力している姿がありました。
上級クラスは、箇条書きと段落番号の入力を含む文書作成の課題に取り組みました。Google Classroomも活用し、課題を提出して担当の教員がチェックするということも取り入れています。
高校を卒業し、進路活動をしていく中でPCスキルやICT活用の力は今後必ず必要になります。
今年度からはレポートや放送視聴の提出もオンラインで入力する形になりました。1年生も使い方に早く慣れ、使える技能として生かせる能力を身につけられるように日々の授業の中でも役立てていこうとしています。
また、年6回行うPH(パフォーマンスアワー)で学んだことをプレゼン発表することや、月・木曜の選択活動のイラストコースでデジタル描画にも取り組むなど、多くの場面でPCスキルの向上にも取り組んでまいります。
SSTの授業については、次回以降のブログで詳しくご紹介いたします。