1.2年山北スクーリング~体験・アクティビティ編
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2024.06.03
1.2年山北スクーリング~体験・アクティビティ編
ピア高等部の1.2年生は、5月28日(火)~31日(金)の3泊4日の日程で鹿島山北高校へのスクーリングに行ってきました。
各学年の面接指導時間に合わせた授業と、自然体験のアクティビティを行い、参加した生徒全員が途中で離脱することなく全行程をやり切ることができました。
1年生は初めての体験ながらここに一生懸命努力し、2年生は昨年度の経験を活かしながら楽しむこともでき、充実したスクーリング期間を過ごすことができました。特に2回目となる2年生は、大きな成長を感じることができました。
今回のブログでは、2年生の田植え体験とアクティビティのカヌーの体験についてご紹介します。
3日目の午前中、2年生は清水地区の田んぼに出向き、学校設定科目である「山北の新しい農業」の授業の一環として田植えの体験をしました。
田んぼの土の柔らかさに足を取られながらも、必死にバランスを取りながら一歩一歩前進し、約30㎝間隔で田んぼ1面に苗を植え付けていきました。
生徒の振り返りでは、「イネを植える大変さを実感し、米を食べられるありがたみを身に染みて感じた。」という感想や、「最初に土に足を入れた瞬間は変な感覚になったけれど、慣れると早く植えられるようになった。」という声、「田んぼにいたオタマジャクシやゲンゴロウが可愛かった。」というほほえましい記述もありました。
午後は、1.2年生とも全員で丹沢湖に出てカヌーの体験をしました。
水の上に一人で漕ぎ出していくことをかなり怖がっている生徒もいましたが、まずは陸上でパドルの持ち方やカヌーの上での姿勢、漕ぎ方などのレクチャーを受け、いよいよ湖に出ました。
中には転覆してしまった生徒もいましたが、自分のペースでコツをつかみ、湖水の上での時間を楽しむことができたようです。
水が苦手な生徒や不安が強い生徒もカナディアン(3人乗り)の大きなカヌーに乗り、山北高校の先生がリードし、一緒に漕いで体験することができました。
振り返りには、「普段ではできない体験をすることができ、とても楽しかった。」という声や、「こぐのに力がいることや、風の気持ち良さを知ることができて良かった。」という感想が書かれていました。
天候が不安定だったこともあり、当初は4日目に予定されていた田植えを3日目に行ったため、この日は午前中に田植え、午後はカヌーという疲れるハードスケジュールになってしまいましたが、それぞれが精いっぱい頑張ってくれました。
次回のブログでは、授業や生活の様子についてもご紹介します。